![]() 7/22 日食、仕事中に観測成功。 ビニールハウスの屋根を通して見た太陽は月のように欠けていた。 「う〜ん、珍しい」と声に出さず見とれていたら 「次は26年後だって。その頃には寝たきりになってるよ」 との言葉が耳に。 ロマンもへったくれも無い。 帰宅。 留守録しておいた『人志松本の○○な話』をウォッチング。 テーマは「ゾッとする話」。 フォーリンラブのハジメさんが相方のバービーさんの家に行った際、 結構な汚部屋だった為、キレイ好きなハジメさんは 遠回しに‘片付けて欲しい’アピールをしたと話していたが、 人様の生活領域に干渉する態度にこそゾッとする。 「ちょっとこの部屋キレイ過ぎて居心地悪い。汚してよ」 って頼まれたらどう感じる? 7/23 『農林水産大臣 石破茂来る!』の看板が舗道に並んでいた。 興味本位で出向くと、ものものしい金属探知機付き。 そして満員御礼。大ホール、小ホール、あふれてロビー。 仕方なく帰った人もいたらしい。 国政報告会と名付けられていたが、 イベントの主旨はある候補者支援のお願いであった。 儀礼的挨拶を経て、満場の拍手で迎えられた石破さんは 平易な言葉を選び、時に笑いを交え、途中、9.11事件に関連しての テロ対策支援活動への無理解を無念そうに語り、 これから行われる選挙を「戦です!」と熱く語って 爽やかに去って行った。 その後、候補者を応援する議員19人の名を 一人一人挙げて挨拶させた。 来場者の9割9分がご年配の方々である。私の隣りのご婦人は 「椅子出してくんなきゃ。膝が痛くなる」とボヤいていた。 紹介された議員19人、全員かは確認出来なかったけれど、 着席していた人がほとんど。 一席でも譲ってやろうという気は起こらないようだ。 「ご支援をお願いします!」? 聞いて呆れる。 多忙な石破さんは講談(*)後、進行役に 立ち見まで出た来場者へのお詫びを申し付けて会場を後にした。 さすが大臣にまで登り詰める人はぬかりない。 *まるで芸人さんのような構成力でした。 7/24 映画『アフタースクール』を観た。 大泉洋、佐々木蔵之助、堺雅人のトリプル主演は 明らかにターゲットを絞った配役。 いやらしい計算が見えて少々警戒しながら観たけれど、 面白かった。笑った。 洋ちゃんではなく、堺さんに笑いを任せたのが勝因だと思う。 物語のカラクリ、ビシッと引き締めるセリフ、 最後にチラ見させた風刺に知性、 そして人間の持つ温かみを感じられて良かった。 PR ![]() ![]() 『ケラ&ザ・シンセサイザーズ×FLOPPY』でのケラさんMCで、 まだ覚えてるのがあった。 ・ジャイケル・マクソンが真似た とんねるずの「スリラー」と「BAD」のPVは良かった。 お客さんから「逆だよ、逆」のツッコミちらほら。 ケラさんは時々ツッコミをサボる。 映画『罪とか罰とか』のエンディング曲を 三浦さんが「ソルジャでしょ?」ってボケたのを「そうそう」でカット。 ・『ナタリー』って誰!? ブログでの発言(恐らく結婚報告)が 投稿して数時間後に掲載された事に未だ驚いている様子。 三浦さんから音楽情報サイトだと教えてもらったケラさん、 「だからって何でナタリー?」。 私もずっとそう思ってます。 何でナタリー? ・NASAが月面着陸の映像を紛失したとの噂(?)について、 「そんな事ある訳ない。あんな大きな出来事を紛失するって。 テープ節約で上書きしたっていう話もあるけど、 月面着陸以上に記録しておきたい映像……『24』とか」。 ・ロフトのイベント『DRIVE TO 2010』について。 「ニューウェーブの人間が全員出ます。 出ないニューウェーブの人間はいません」。 ケラさんプロデュースの日はシンセサイザーズ、 ケラソロ、ヴァージンVS、楽団健康、 そして緒川たまきさんとの夫婦ユニット。 「初めて皆さんの前で夫婦の姿をさらします。 夫婦って英語で何て言うんだっけ? ハズバンド・アンド・ワイフ?」。 正解です。 *** MCで聞いた限り、『罪とか罰とか』のエンディングを 監督の意向と違う曲で飾らせたようで。 私は『時効警察』の匂いを漂わせている作品は 「もう飽き飽きだ」と見ない事にしている。 ひとつウケれば似たような路線を次々と送り出す プロデューサー達の無能ぶりを 一般人が見抜いていないとでも思っているのだろうか。 観客をバカにした業界の癒着や仕掛けは作品の質を落し続ける。 クリエイターは全員、 自主制作で進めた方がいいんじゃないかとすら思う。 ![]() 2009年7月19日(日)渋谷CLUB QUATTRO 整理番号473。曇り。蒸し暑い。 そんな中でも髪を下ろしたロリさんや 戸田さん(FLOPPY)コスの方がいらっしゃる。 「あちー!」ってんで、 フロア行ってすぐドリンクカウンターのスタッフさんに ウーロン茶を頼んだらば別のスタッフさんから出て来た。 少しばかり季節感と目線が狂ってる。 空調が利いてて辛くはないが、 開演30分前でほとんどギッシリの状態。 BGMが聞こえないくらい喋るお客さん。 流れていたのはF.G.T.H.「RELAX」「TWO TRIBES」。 他は知らない聞こえない。 フロア真横のスクリーンには今回のイベントタイトルを映写。 ![]() 臓器移植法改正案、「脳死は人の死」と定めるA案が採択された。 テレビのニュースに映し出されたのは議場で喜ぶ母親と、 少し離れた場所で悲しむ母親の姿。 0歳児から提供可能という事は、 親が子供の体を自分のモノとして扱う許可を与えたようなもの。 移植を待つ親、脳死状態の子を持つ親。 どちらも医学の進歩により 延命への期待が大きく膨れ上がったのだとしても、 採択を喜ぶ母親に複雑な気持ちが湧いてしまった。 これから先、脳の移植も可能となった時、 どちらの生命を残そうとするだろう。 なんだか命の奪い合いをしているようだ。 祖父に孫の顔を見せたいと 不妊治療を続ける女性(結果、二児出産)のニュースを見ていて、 母に聞いてみたくなった。 私:お母さんだったら、私がああいう風に頑張ってたら応援する? 母:大丈夫だよ、安産型だから 私:いや、そうじゃなくて。骨盤大きいだけだし。産む予定無いし。 応援するかどうか聞いてるの 母:(応援)しない。諦めろって言う 私:本人が誰かの為に頑張りたいって言ってても? 母:しない 私の体を気遣っての「応援しない」だけれど、子孫は途切れる。 命を繋ぐって難しい。 ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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