![]() インタラ話は終わらない。 大阪公演で宅オに努めた際、 クリックするたびに現れたメッセージの内、 ‘単収束客観鉄’という言葉が強く記憶に残っている。 世の中科学を基礎にした客観スタイルにどっぷり漬かっていて 「朱に染まればしゅらしゅしゅしゅかぁ?」と思っていた矢先 だったからかもしれない。 GPに「何が収束しているのかを考えたら 壁を壊すという言葉は使えない」と書き込んだ。 私はこの壁を、主体的であることをやめ、主観を除いてしまった人類の あらゆる客観でできているのでは、と考えたからだ。 腐敗法で使われたフラスコの中身、あれは原油なのではないか? 原油は虫などの生命が長い時間を経てできたもの(たぶん)。 客観を解体するために原油を使うのか…。 ‘壊す’というより‘融解’という感じだ。 そして東京初日、「暗黒」エンディングを迎えた。 これは黙っていられません。平沢さんの作る物語で ‘繋がろうとしない’でいると命取りになるのだ。 積極的にGPに顔を出し、「グッド」をアジり続けた。手を変え品を変え。 おそらく、ずっと言えずにいたのだろう、 マイナス方向の意見を持つ人が出てきた。 内心「いいぞ、いいぞ」だった。 様々な意見が出て来るのは繋がっている証拠。 そこで「ちょっとくどく言いすぎたか」と反省して 「あと○日」の発言を最後にアジるのをやめた。 そしたらエーマッカンが登場。 「一人は次の千年、二人は今、絶えたのだ」と悲しい知らせを運んだ。 壁には新たな客観鉄(墓石?)がふたつ増えていて。 「暗黒」に飲まれ天秤を平衡に保てなくなった(正義を失ったという事) ふたりのエーマッカンは死に絶え、客観鉄に加わり庭園を囲んだ。 この知らせを読んで「グッド」を求めないってよっぽどだよ(何が?)。 こりゃあなんとしても最後のエーマッカンを守らないと。 そんなこんなで最終日にはなんとかグッドエンディングを迎え、 今世紀のアルベドを卒業し、 「自然の夜明けは近い」と期待したいところだが、 これはシミュレーション。 科学の夜明けと共に自然は暮れていった。 科学はいつまでも昼に居座り、自然に光を渡さない。 そんな現代に代替錬金術『賢者のプロペラ』が こころに静かなやすらぎをもたらす。 こうも私がしつこいのは日常は客観との戦いでぐったりだから。 客観がいけないわけじゃない。 主観を忘れずにバランス良く、達観したいと思うだけ。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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