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2003年7月6日(日)
『鳥肌実ディナーショー』
名古屋プリンセスガーデンホテル

(著:志摩子様/編集:さわだ)

プリンセスガーデンホテル20周年記念スペシャルイベント、
鳥肌実ディナーショーレポでございます。

とにかく初の試みが地元で行われるということで、
何故名古屋で?との疑問も深まる中、
ディナーショーのDMに協力店舗の名前を見つけ、
損得勘定無しに鳥肌実を押している
地元のインディーズショップの陰の功労を
勝手に妄想してしまいました。
会場は、以前公演で
『鳥肌実さんへ/プリンセスガーデンホテル』
と名札の立った花カゴが
楽屋へ運ばれてゆくのを目撃した事のある、
ネタの中にもよく名前の出るホテルで、
よほど気に入っているのか?気に入られているのか?
ホテルの立地は雑多なビル群の中に、
一歩踏み入れると百合の香りが立ち篭める
小じんまりした落ち着いた感じのロビーがあり、
会場はそのホテルの広間。
8人掛けの大きな円卓が所狭しと13ほど並べられ、
近衛兵の皆様は素敵な着物、黒のロングドレス、
真っ赤なチャイナドレス、アオザイ、
玉砕スーツレプリカまで、『おかしな客層』(中将談)。
金屏風の前に6体の軍服、赤い絨毯のステージ台。

●軍歌を聴きながらの普通の洋食ビュッフェのお食事タイム。
どうせなら、鯨の肉とかすいとんとか
変な物も忍ばせて欲しかったな、
フツーのホテルメイドのお食事でした。
●マイケル・ジャクソンに中将の顔コラージュ熱狂映像と
『鳥肌実TV』から?面白行動映像、卒倒ライブ上映。
なにげに衣装がステキッ!

●後ろの扉から中将軍服の鳥肌実が歓声と共に入場。
●いきなり『オトリの家系』ネタ?途中で忘れる。
フリートーク色々。
●『ケチケチサラリーマン、喧嘩に負けて子供にからかわれ』映像上映。
●「うーん、ツライな、歌にしましょう」。
カラオケの機械を出してきて自ら曲番号を打ち込む。
『月月火水木金金』『祭』『夢芝居』、佐野元春、尾崎豊、
チューブは「歌詞がバカすぎる」。
どれも途中で止めてしまう。
最前列の胸元の開いた黒ドレスの女性に絡み、
「ブラジャーが見えているんだよっ!」。
「婚約者なんです」と舞台に引っ張り、
『二人の愛ランド』デュエット途中で押し倒し、
「おっぱいを触れたので満足」。
●また違う女性を舞台に上げてイスを二つ並べて座らせ、
「何か質問して下さい」。
「座り位置は下手側じゃないとダメ」というこだわり。
しきりに2ちゃんねるネタを振らせようとするも轟沈。
「あなたはMですか?Sですか?」と訊きながら
女性の股間(太もも辺り)に手を延ばし、思いきり引かれて
ゲームオーバー。
●オークション。
写真集使用の黄色いロディー、
芯が硬すぎたという玉砕ベスト、
「噺家用なんですよ」と扇子、
完全軍装大パネル、デカイポスター。
鳥肌実パンフレットの、白いファーのセット。
その内のロングコートのサイズを気にして
着て見せようとするも、軍服なので着れず。
「山田君コレ着てみて」。
言われるまま着用のスタッフに「彼はホモ」と耳にイタズラ。
●「ホテル側から厳しく禁止されている」はずのモロリ、
この時だけは手荒に軍服を脱ぐ。
●「最後は歌でシメよう」。

私の記憶容量はここらでパンク。その他質問色々、
お土産は廃盤CD『鳥肌黙示録』とニイタカポスター。
「ポスターもあげちゃうの?これは売れるからやめようよ」。
終演後、ラフォーレ相場より
かなり高かったであろう競り落とし品に、
ことり事務所員が何をおまけに渡すのか
覗いていると、櫛や手袋、なぜかファンシーな小銭入れ、
ミッキーマウスの何か等、私物らしき物を色々サービス。
サインも要望に応じて、つい立て裏で書いているみたい。
そして、隠れて帰ろうとすれば帰れる通路で、
わざわざこちらに出て来て出待ちサービス。
メチャメチャ疲れている様子だが、
「油性ペン持ってない?」とかサイン一枚一枚に気遣い。

大ネタがない進行だったので不満足気なお客さんも居ましたが、
瞳孔全開の私には夢のような3時間弱でした。

稚拙な駄文が羞恥プレイです。

志摩子(M)

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2003年6月21日(土)~22日(日)
『軍装妄想芸人 鳥肌実展』 ラフォーレミュージアム原宿



記憶は当然の如く曖昧です。
オークションの出品順も正確ではありません。お許しを。

<展示会場内までの道>
原宿で展示会を開催。
数年前は街頭演説の際、空き缶を投げ付けられるなど、
ひどい扱いを受けていたのに、おサレ人間の集うラフォーレに
ドドン!とイベントを催すとは、なんとも感慨深い。
↑ロック的発想
会場のある6階への階段にはビデオコーナーが設置され、
『玉と砕けよ』が流れている。
数段昇った踊り場には物販コーナー、
さらに昇って入り口までの階段壁面には
NYで撮影されたと思わしきバカ写真(褒め言葉です)
パネルが数枚、迫力たっぷりで並ぶ。
これらは写真集などで発表されないのだろうか?




この写真で履いているパンツは
オークションで軍服購入希望者に印として渡された。
「洗濯していません」。




この写真で持っているギターは後に出品される
‘ピンクシリーズ’に含まれていた。

<展示会場突入>
入り口でチケットを渡し、
オークション参加の整理番号をいただく。69番。
ナイスポジション(笑)
歩を進めて場内へ。
旧日本軍コレクションコーナー。
BGMは軍艦マーチなど、やたらに勇ましい。
手縫いの日本国旗や、ショーケースに並べられた
襟章や手帳といった品々は初めて見るものばかり。
シミも含め、状態の良さに「60年近く過去の日本も
そう昔じゃないな~」などと思いながら
ふと見上げると、
「私の家系は無類の囮好きでありまして…」と、
神風精神溢れる祖父の偉業を物語る鳥肌氏直筆の書。脱力。

他、軍刀、軍服、竹槍コスチューム、モールス打電器、
大きな看板、


合間合間に鳥肌氏の軍装写真。ゴリゴリだ。

次の間は芸人としてのコーナー。
四方に美麗写真、ショーケースに扇子、サイレン、
眼鏡、金無垢時計など。
中央には高々と玉砕スーツが配置され、
そのオーゲサぶりがスバラ可笑しい。
さ、期待の未公開映像をば。

座席は用意されているけれどもスクリーンに近過ぎ、
後ろの壁にもたれて観賞。多くの資料映像を編集した
オープニングの映像が秀逸。
明らかに合成のカリスマ演出
(主にM・ジャクソンのライブ映像を拝借)に笑う。
『卒倒ライブ』からは、妻・夏江とのアレコレ。
スカパーで放送されていた『鳥肌実TV』からは、
J・ブラウンの曲に乗せて重ねる街中での迷惑行動、
ホステスに付き纏うケチケチサラリーマンを抜粋。
「なぜお蔵入りなのだ。面白いのに」、二回見る。
特にオープニング映像は何度も見たくなる。万歳!
山と並ぶお土産のチラシを一枚ずついただいて
一旦会場を出る。

<オークション参加>


舞台には通常の公演と同じく、
ビールケースとスタンドマイクを設置。
席が用意されたのは前売券購入者(200人限定)のみ。
当日券購入者(100人限定)は立ち見。
壁には男前パネルやバカパネルが並ぶ。
局部をバラの造花(実体。パネルに貼り付けている)で
隠しているものもあり。
ワクワクの中、サイレンが鳴り響き、
軍服を着た鳥肌氏が会場後方より客席を縫って登場。
ちょうど私の横を通過。一応ポポンと触れとく。細い!
舞台に立ち、
「こういったイベントは初めてなので
上手く進行できるかどうか…」、
「今日はカリアゲに失敗しまして。角度が違うんだよなぁ。
散髪屋のオヤジと掴み合いのケンカをしました」、
「旧日本軍のコーナーはガラ空き。どうしたものかと。
え~、時間に限りがあるので」などと話し、
銭ゲバオークション開始。

・いきなり銃剣の類いを出品。
先端に刃のついている銃を「笑いません?この長さ」と紹介。
おまけに黄金色の火縄銃みたいな「種子島」、
「玄関に飾るといいんじゃないですか?」。
そして「バンビちゃん」(シカの頭部の剥製)を付ける。
奈良公園で撃ち殺したというバンビちゃんは
実家の応接間から黙って持って来たそうで、
「今頃父親はひっくり返ってると思います」。
・鋭く尖った竹槍を「人殺せますよ、これ」と売却。
おまけとして付けられた仔象の剥製
(「目を見れば本物とわかる」と言い張っていた)には
型崩れ防止の為か、内側にすっぽりとアザラシのぬいぐるみが。
客席から「可愛い!」の声。

・「ピンクに凝っていた時期が、
八年前に二、三週間ありまして」と、
ピンク色のフォックス型眼鏡をかける。
ライダーススーツを見せた後、(ピンクの)「くさりチェーン、
くさりチェーンなかったかな?」と
後方のドアを開け、舞台奥に消える。
…くさりとチェーンは同じ意味だが。
持って来たド!ピンクのバッグから小物を色々と取り出し、
説明。
他、子供用、あるいはオブジェとしての(?)ミニギターも。
「ギターも弾けるんですよ(チューニング狂いまくり。
マイナーコードばかり押さえていたような…。
じゃんじゃんじゃんと爪弾いて一言)。
今のはビートルズの曲です」

・ヤンキーパンクステッカー等でお馴染みの衣装。
「この、ジャージともスウェットとも言い難い…。
結構気に入ってたんですけど」。
・濃紺(黒?)の背広。
胸だけでなく背中にも大きく菊の紋章が入っている
丁寧な金糸の刺繍で、重そう。
「 これを着て靖国参拝したら
埼玉の右翼にボコボコに殴られました。
どうしてこういうものを作ろうとしたのか…。
ふざけてるとしか思えません」。

・軍服。「スタッフに渡されたんですけど」と、
売りたくなさそうに(笑)事細かに説明。
「興味ある人います?(「はい!」の声)
じゃあ後で交渉しましょう」と一旦下げる。
・エースのバッグ5点セット。
「大阪(?)でしか売られていない、センスゼロのバッグ」。
いつも公演等で使っているものも含まれており、
「売りたくないな」。結局売らず、代わりにグッチのバッグを。
「これは売ればお金になりますから」。

・街頭演説で使っていた拡声器。電池切れか、
「使えないから」と売らず。実用本位か。
・ことりマークをあしらった真っ赤な背広。
「何を勘違いしたのかダブルです。私はシングルが似合う。
NKホールの公演で着たんですけども、
ビデオを見て‘失敗だった’と。オーダーメイドですから、
私と同じ体型の方にお譲りしたい。
身長163.5cm、体重53.5kg。鳩胸手羽先腕です」。

・池田大作氏の等身大パネル。
「通称アブラダヌキです。『轟沈演説』で使ったんですが、
反応が薄かった。
本当の大物は顔を知られていないものなんですね」
・高下駄。「あれっ?左右高さが違う…。
これは日本青年館で、紋付袴で登場した時に使いました。
これだけじゃアレなんで」と、
ユニオンジャック柄のロンドンブーツを。
サイズは25.5cm。ヒールは25cm。
「国旗柄ですから、「これぞ!」といった感じ。
あ、こっちを先にした方が良かったな。
これを履いてねるとんパーティーに行きました。
誘われて行ったんですけども、入場を断られまして。
すると誘った人間が「ここまでしてるんじゃないか!
その気持ちを汲んでやれよ!」とキレた」

・鳩杖。持ち手が鳩の頭部になっており、組み立て式。
桐の箱に入っていて、なんとも立派。
別の鳩杖を持って来、「私が気に入っているのはこちらで、
普段はこのように使っております」と、ヨッタヨタに歩く。
インドの物乞いと間寛平演ずる危険なおじいが頭に浮かぶ。
杖の役割とは。
・『山崎製パン~』『ネオナチ』『日本船舶振興会』等、
旗のような、ノボリのようなもの
(パンフ『トリズム』内の野音公演頁にちらりと写ってます)。
「染め抜きになっています。結構有名なお店で作ったんですよ。
今はなくなってしまったんですけど。 代金未納のまま」
と、一枚一枚見せるが客席へは全て裏側。文字逆。
いっぱいいっぱいのようです。

・ボツパネル(NYで撮影したもの)。
蛍光色のスパッツを履いて、
バナナを入れたフルーツバスケットを持ち、
シェラトンホテルの客室をノック、という写真。
イエローモンキーがバナナを持って何をするつもりか。
・開演時に悪天候からすっきり晴れ渡った、
2002年野音公演で使われた「雨風に強い」素材のポスター。
この日は私の誕生日でもあり、欲しかった!
でも高いよ(笑/二枚一万円で落札)。
・渋谷にあった大きな看板。
「これね、100万かかってるんですよ。広告料は500万。
50万でお譲りしますよ」

落札者とのコミュニケーション。
女性にだけインタビューあり。
「結婚してもらっていいですか?」、「可愛いですね」と、
抱き付いたり胸揉んだり。
その割には恥ずかしいのか、客との対面は俯き加減だった。
・腕のアザを見て「DVですか?」。
*DV=ドメスティック・バイオレンス
・モヒカンの落札者(男性)に「ハードコアですね。
『タクシー・ドライバー』(映画)とか」。
・「何か質問ありませんか?」「怒らないで下さいね」「はい」
「シャンプーは何を使ってらっしゃるんですか?」
「海藻の、8000円くらいのものを使ってます。
おっきい、美容院で使うような」

・「何か質問ありませんか?」「じゃあ…じゃあ…」
「ザーメンですか?」「違います(笑)」
・「何か質問ありませんか?」
「どうして霊柩車を使おうと思ったんですか?」
「いや、別に…。だって迫力あるでしょう。
どんな車輌も道譲りますよ」
・「何か質問ありませんか?女関係の、2ちゃんねるの話とか。
私が言葉に詰まるような質問をして下さい」
(M的発言ですね~/笑。この方は2ちゃんねるどころか
ネットさえ使わないらしく、折角のネタフリは尻つぼみ。
もったいない事をしました)
・高額落札者に「あなたお金持ってますね。風俗…?
(当人は「違う」と否定している)
今ね、風俗嬢と付き合いたいんですよ。金が必要なんでね」。

落札者が座っているエリアに向かって
「ありがとうございました!」、深深と土下座。
一度引っ込んだのにボツパネル持って再登場、再々登場と、
オークションは閉館三分前まで粘った。
出品物ひとつひとつにエピソードがあり、飽きさせない。
途中、演説を始めるシーンも。
不慣れを詫びながらの進行だったけれども、
概ねよろしかったのではないだろうか?
ビルを出ると、サッカー界の貴公子・ベッカムが来るらしく、
アディダスビル前は人でいっぱい。
興味ないなぁ(笑)試合なら見たいけどね。
この後、シークレットで出演の新宿アンチノックへ移動。

<オークション二日目>

ポスターです。チラシで‘軍装’をアピールしたので
こちらでは‘芸人’でしょうか。

22日は私、チケットは取りましたが、
体力・資金不足が気にかかり譲渡、不参戦でした。
とりそば妹様の報告によりますと、
潔白スーツ(真っ白な背広。背中に「潔白」と入っている)や
写真集『廃人玉砕』で使われた「上京」
「ロックmeアマデウス」の衣装などが出品されたそうで、
購入できずとも生で見たかった!と心底悔しい気持ちに。
他、壊れたトランシーバー、
正面入り口に飾られていた切り絵風のパネル、
会場内に展示されていた男前パネル
(購入者のリクエストに応え、
サインを入れて下さったそうな)、
さらに手袋やクシまで売り飛ばして、正に銭ゲバ。
オークションが盛り上がったのは本編終了後だったそうで、
鳥肌氏は「ヘロヘロだった」との事(笑)。

(チラシ以外の写真はすべて、よど様にご協力いただきました)

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2003年6月21日(土)
『evilways vol.0~覚醒前夜~』新宿ANTIKNOCK
出演:鳥肌実、Jr.MONSTER、THE BACKDROPS、
COOLER KING McQUEEN、etc...
DJ:araki(BEAT CRUSADERS)

原宿ラフォーレでの興奮をそのままに新宿へ移動。
ご一緒したのは展示会から引き続き、
いつもお世話様のなな姉妹と、新宿から合流の、
大変働きの良い奴隷(笑)よど様。
本当に女の子は可愛いね(私はオッサンか)。
ドリンク代600円を払って中に入ると、
お客が20人いるかいないか。
ステージではJr.MONSTERが演奏中。
MCで「ここで会ったのは偶然じゃないと思うんで」などと
ポジティブな事を。お客を盗むのがイベント。がむばれ。
演奏終了後、
場内に映画『けものがれ、俺らの猿と』で使われた
「君はだれなんだ」が流れる。
その後、イ・パクサなど。一体どういうつもりの選曲か。
お客が少ない為、向かって左寄り、二列目で見る事になる。
21時を15分ほど回った所で場内が暗くなり、鳥肌氏登場。

・暗い中、ビシビシとポーズを決める。カッコイイ!
途中、展示会で見た『卒倒ライブ』でのように、
赤のスポットライトで顔を照らし、なんとも笑える表情。
照明が点き、ビールケースに立って演説開始。
・展示会裏話。
「(イベントで発生した費用について)椎名林檎は1900万。
最初の見積は580万で、入場料500円を二日間
マックス2000人動員しても上がりは100万。
1円でも利益を出したいのでね、最終的には280万で」
「(オークションで)回収できたのは18万5千円」
「旧日本軍コーナーには人が全くいない。
次回は六本木ヒルズで『軍装の主張』をやります。
客はひとりも来ないと思いますが」
「金の話ばかり。生臭い話で、ごめんなさいね」

・衣装の説明。中将の軍服だそう。
「名前が縫い込まれておりますが、知りません。
赤の他人です」。
腰に付けている真剣を見せるかのように
引っ張りに引っ張った挙句、サッと抜いたら竹光、という場面。
「大変ベタなオチです」。
・「私も(ビールケースから)降りますから。
私の話は立って見てるとイライラしてくる」と、客を座らせる。
見上げ続ける首が痛む。尻も痛い。忍の一字。
・発売予定のCD『鳥頭無(トリズム)』の話。
「エイベックス、ソニー、EMI、全てに断られました。
ことり事務所レーベルから出します。
1枚1枚CD-Rに焼いています。発売は9月くらいに」
「自分でモールス信号を打って、
バックトラックを作成しております。
これをマスタリング・スタジオに持って行ったら、
断られました」
「常に胸にMDを仕込んでおります。
電車内では老人とシルバーシートを巡っての抗争、
羽田空港出発ロビーでは乗り遅れた飛行機のチケット代
三万円を取り返すべく格闘。パック旅行ですけども。
こういった一部始終を録音し、発売する予定です」

・7月のディナーショー。
「何をするのか。ただ今カラオケボックスで練習中です。
北島三郎の…「祭」。
いや、長渕剛の「激愛」で始まりまして、
浜田省吾の「マネー」で締めます」
・「阪神タイガースがすごい事になっております」(嬉しそう)
・「反バーニングプロ代表、鳥肌実」
・「ダンディ坂野がバカ売れしております。
他の芸人の話をしてもしょうがないんですけどね。
私もNHKの『ズッコケ三人組』でレギュラー出演しております。
給仕という、下らない役で。
もっと上手い売り方はないものかと」

・「困ったら脱げばいいと思ってるのか?ああ、そうだよ!」
と、ズボンを下ろす。ヤケクソですか。
そのまま赤ん坊を抱えてネタ。頭を撫で摩る手がイヤラシイ。
・「ちょっと黙っていいですか?」、
勃起させようとするが果たせず、
「あっ、あれを使おう」と例の器具を。
しかしポンプ部分が劣化、
「これ、潰れてるじゃないか。いる?」と前の客に。
断られる。

・「皆さん、そうして座って見てますけども、
心の中では「売れねえよ~」と思ってるんでしょう?
そういう空気は読むんです」
・新潟から馳せる北朝鮮への復讐の思い、「夏江」、
「敬語でセックス」(指使いなど、念入りな奉仕)、
「自己紹介」
(「ジャムパンが~攻めてくる~」。恐ろしい/笑)、
祖父又二郎の最期(これ好き♪)など。

終了時刻は22時10分過ぎ。正味50分か。
何度も引き止めてこの時間、ちょっと短かったかも?
フロアから出ると「帰ってから開けて下さい」と
プレゼントを渡される。
会場外に出てすぐ開封する人々(笑)
中身はレンタル落ちっぽいAV。
私のはパッケージがないので無修正ものだろう。
洋ピンならば鳥肌氏に送り付けようか(迷惑)。
帰宅リミットが近づき、出待ちをする皆様に挨拶をして退散。


(撮影:よど様)
出待ちでの光景。相変わらずサービス良く応じている様子。
腕にサインさせたケダモノもおり、なんとも積極的。
機会があったらそういう人に写真集持たせて
サインもらって来てもらおうかな。←甘い

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2003年5月25日(日)『FRESH』 恵比寿みるく

電子書簡でいただいた報告文を編集・転載しました。

(著:なな様)
恵比寿よりただいま戻りました!
今回は出掛けに前歯が取れてしまい(さし歯)、
とんだアクシデント!
急いでポリグリップを買いに行き応急処置!
いつまた取れるかひやひやしながらの観戦でした。
モタモタしたもんでかなり後ろの方になってしまい、
背の高い雄どもに囲まれて
ぜんぜんよい写真が撮れませんでした(あしからず…)。

9時過ぎに「貧乏不遇欲情空腹~」と始まり、
またそれがDJがいたせいか
とてもかっこよかったです。
アナログ盤をまわしていたのでしょう。
貧乏不遇~貧乏不遇~貧乏不遇
~貧乏不遇~貧乏不遇~貧乏不遇~
渦巻きにのまれそうな感じ。

・『鳥頭無(トリズム)』というCDを発売。
SONY(?)他、いくつか大手レコード会社の名前を挙げ、
すべてに断られ、ことり事務所よりリリース。
自宅のCD-Rで生産。
・「竹槍キーホルダーを、助けると思って買って下さい」
・「2ちゃんねるに悪口を書かないで下さい」。
ほとんどが事実だそうです。
今日も一人の女に中絶させてきて、
費用を半分出してあげた、と。
・「NYでは‘I LOVE NY’というTシャツを
着る事が許されてるのに、このスーツはなぜいけないんだ!
‘皇居に向かって敬礼!’でもいいじゃないか」
・「バラエティーに出れないのなら報道番組に!」
・「渋谷の交差点で素っ裸になり公然猥褻、
阿波踊りで日本刀を振り回し銃刀法違反でもってかれた」
・脇を見せ、「ね、このようにね、無毛でございます」。

服を脱ぎ始めた時、私の横の男が
「なに?こいつなんで脱ぐの?まじかよ!」と驚いてました。
私が見た限り、二人の女子が気分を悪くされ退場してました。
私は人に埋もれ健太が見れずにがっかりだったのに~
歯を装着に行ってまいります。

(著:とりそば妹様)
今回は最前列で見れたのですが、
あっぱく祭りの末、更に押し出されてしまい、
中将が真上にいる状態で首が痛かったです。
全裸になった時に、陰毛をいじった手で
「ティッシュのカスがついていました」と
真ん前にいた女の子に上からパラパラと振りかけてました(笑)
北朝鮮ネタは救う会からの苦情以外はあまり触れず、
創価学会も初夢ネタを
「昨日みた夢」にすり替えてましたが途中でやめてました。
他のネタも途中で切り上げる事が多かったです。
いつものように
マジックマッシュルームのせいにしてましたが…。
私には異様な盛り上がりの中で
勢いでやっちゃったように見えました。
まぁどこまで計算か素か分からないんですけど…。

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2003年5月9日(金) 
『CLUB GOODMAN 7th ANNIVERSARY
“秋葉原で逢いましょう”』 
秋葉原CLUB GOODMAN

出演:千葉レーダ / 漁港 / 鳥肌実 / 百怪ノ行列

明日から4日間のお休みで「さあ、好き放題だ」と、
気持ちは今回の夜遊びに集中。
爽やかな陽光の中、自転車で駅までカッ飛び、電車でGo!
開場が早い(18:00)せいか、お客はまだ少なく、
さらに背の高い人達が前方を固めており、
遠慮なく(私はデカめだから)前から4人目あたりに立つ。
中将は舞台ギリギリ前までビールケースを持って来るので、
あまり近過ぎても首が疲れてしまう。
しかし4列目でも近過ぎた。反省。
一番良い距離は…などと、間合いを計る侍気分。
(毎度の事ですが、録音機器などを使用していない為、
記憶違いがあります。ご了承下さい)



<千葉レーダ>
会場後方より茂木さんが「きついズボン」を歌いながら登場。
オールバックにサングラス、銀の三つ揃えと、
インチキ臭い風貌。
早くも場内、おかしい雰囲気に(笑)
カラオケに乗せてムードたっぷり、
タメもたっぷりに歌い上げる。
うん、毎度ながらいい尻だ。
じゃんけんコーナーで勝った女性にCDをプレゼント。
茂木さんから「CDに興味はありますか?」と問われ、
無言で返す女性(「たしなむ程度に」とか言わんかい)。
「無言の抵抗ですね」と返す。ふふ♪
演奏曲は「無敵のファンデイション」、「リンゴアメ」、
「東京支店」、「マニフォウルド」など。
ラストは「サンンリーブ」。梅ガムを配りつつ、
お客の間を縫って歩きながら歌う。
ドリンクはどうやらトマトジュース。
そんな中、どうしても押し合いになってしまい、
気強く押し返した客に
「何よッ!」って感じで押し返し(笑)たり、
ドリンクを持った客と「乾杯!」など、
MCでもかなりの笑いを得、手応え十分。
MCもいいけど、歌詞もおもしろいっすよ!曲もいいっすよ!
絶妙なアンバランスで(笑)

<漁港>
全く前知識なし。
SEは「おやじの海」など、漁船内が盛り上がる選曲。
出番前、前に来たお客がなんとなくパンク臭いので
ちょっと警戒。
特に私の隣の青年は落ち着きがなく、ヤな予感。
ステージには提灯や旗(パチンコ屋にありそうなやつ)が
セットされ、中央にはDJブース。既に担当者が。
と、また会場後方からメンバーが登場。
パンチパーマで、
どことなく気弱そうな人(担当楽器がわからない)、
腕で強く客を押しのけながらギター担当の長髪
(少々痛めつけられた私はかなり不愉快)、そして船長。
ここでヤな予感的中。
隣のパンクスに唾を吐き、一滴飛ばっちり。
一日も早く死んでくれと思う(怒り最高潮)。

その後もこの青年はチャンスがあれば舞台に声をかけ続け、
罵倒され(笑)、楽しんでいた。む~ん…。
しかし本編はおもしろかった(くそ~)。
曲紹介やMCなどに力を入れているのか、やたらとおもしろい。
客を座らせ、同じフリをさせるのだが、
「俺達、Mだろ?」
「ひとりがやれば全員やる、この日本人め!」。
可笑しい。
最後は船長自らまぐろのカマをさばき、お客にプレゼント。
なんだったんだろう…?

<鳥肌実>
登場してすぐ、「ハッ!」とポーズ。横綱よろしく土俵入り。
指先まで気を遣ったまっすぐな両腕。カッコイイ!!
(にこやかに)「おはようございます!鳥肌実でございます。
すみませんね、スタンバイが遅れちゃって」。

NY公演の話(※1)。
「ニューヨークに、行ってまいりました。
(公演は)六尺褌に全身を竹槍だらけにして、
背中には零戦の模型(タミヤ製)を付け、
全部日本語でやってきました。
何を言っても通じないので言いたい放題。
白人黒人ユダヤ人は全員抹消登録!
リメンバー広島長崎!と言ったらshitとfuckの応酬。
褌をほどいてアヌスを放り出し、
カモン!レッツゴーファックミー!
レッツゴーカモン、カモンレッツゴー、
ドントイージー、ドントイージー
…サウスブロンクスの黒人にケツの毛まで抜かれました」
「グラウンド0に行きまして、
ここで沢山のアルカイダの戦士が死んだんだな~と」
しみじみ。
「来月はベルリンに行きまして、ナチスドイツの前で、
その後イギリスのロンドンパンクスの前でやってきます」。

「昨日は何もする事がなくて、
『玉と砕けよ』を4、5回見ていたんですけども、
撮影は5年前でね、私はなんて才気に溢れていたのかと」
「CDを8年前に出しているんですけども、
『鳩胸手羽先腕』というタイトルで、私は当時から前衛的なね、
プログレッシブ・ロックをやっていたんです。
現在の私はもうグズグズ」
「昨日は渋谷のClub asiaのテクノ・イベントに行きました。
リズムが取れなくてね。
どうしてこんなにダサダサになっちゃったんだろう」

「フラワーサイケです。そう思いません?」
「ポマード、ポマード、ポマードしかないんだ!
そう思いません?」

他、
・6年前(後に2ヶ月前と直す)に公演の為新潟に出向いた際、
早朝の日本海で拉致被害者を思い、復讐を誓う
・「あっ、ちょっとカメラ止めてくれないかな。
フラッシュがね、目に…。集中できなくなっちゃうんで」
・北朝鮮の話、9才の女性とのセックス話など、
『轟沈演説』からの抜粋。
・夏の全国161回公演の告知
・ことり事務所に‘救う会’から苦情・脅迫の電話。
「私よりあいつらの方が非常識。殺してやる」と宣言。
・「前置きが長くなりましたが」とネタに入る。
もんのすごい発作の後、
「今朝、目を覚ましますと…」自己紹介、夏江、
一言ネタは
「巨大なジャムパンがぁ、攻めて来るぅ~」(表現が強力化)、
「乾燥肌の裸商売です」、
「水道水が、おいしいんです」、
「今朝、ふえるわかめを一気に増やしました」などなど。
・「ジムに通ってビルドアップした肉体を見ていただきたい」と
舞台奥で服を脱ぎ、丁寧にたたむ。
途中、「お待たせしてすみませんね」と言いながら
ムーンウォークを織り交ぜる。脱いだ服をスタッフに預け、
再びビールケースに。
「最前列の女性に拒否られて
(拒まれて、かも)おります(笑)」

・プリンスの「Get off」に合わせダンス。流れ星ヘアはナシ。
可愛げのない赤ん坊の人形を2体抱え
 (一見、改造してシャム双生児にしたのかと思った。
私の想像力が鬼畜)、すんごい笑顔で寝転がる。
・服を預けた時、
「さっきそこで早く終わらせて下さいって言われちゃった。
押してるんでね。へへっ」。
・「皆さんの前で勃起させられたら凄いと思いません?
喋ると集中できないんで、ちょっと黙っていいですか?
…なんか、うまく行かないな。(小道具を持って来て)
ちょっと照明落として下さい」と、
勃起を助ける器具の蛍光っぷりをアピール。
勃つ事なく、装着させたまましばらく進行。自然にポトリ。
・決まり文句の「失敬だな、もう帰るよっ」で終了。

<百怪ノ行列>
こちらも前知識ゼロ。今回は笑える人達ばかりなので、
恐らく、愉快な人達だろうと推測する。
音楽はマーチ、ロカビリー、スカ、
賑やかなちんどん屋といった感じ。
浅草の気のいいチンピラとか。
MCでは「鳥肌さんには色んな噂があって、ヤリマンだって。
この頃は脱ぐ人多いよね」と。
さかなクン似をネタにする為、
例の帽子を買おうと8回も問い合わせをしたとか、
仕込みにも気を配っている模様。
なかなかに楽しい人達。
今回のイベントのラストを飾るにふさわしい。

入場時に「お目当ては?」と聞かれ、
「鳥肌さんです」と答えたのだけど、これってミニアンケート。
千葉レーダと答えておけばよかったかな?
中将は黙ってても客呼ぶし。
今回、中将はなんとも笑顔たっぷりだったなぁ、と。
でも機嫌が良いのかゴマカシかは微妙。
公演中にカメラマンを気遣い、
中座したお客のトラブルを気遣い、優しい。
が、適切な処置であるかは微妙。

終了時刻は22時を回り、
うっかり薄着(胸元の開いた黒のカットソーに
化学繊維の赤いロングスカート)でさみぃ。
サッサと帰る事にした。楽しいイベントだったが、
そのせいか山手線を逆方向に乗るなど、気が抜けてしまった。
クソ寒い中、自転車で帰宅。後はお風呂、食事、睡眠。
10時間以上寝た。寝過ぎだ。

※1
2003年4月10日(火)
『Mr.神風 LIVE at Knitting Factory』
前日に突然発表された、衝撃のニューヨーク公演。
キチガイじみた妄想を次々と実現させる
北の独裁者に対抗してか、数年前から(ネタとして?)
公言していた海外公演を決行。
国内に残された近衛兵達は悶々の極みであった。


(撮影:なな様)

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