![]() 2007年3月9日(金)サントリーホール キリ・テ・カナワ(ソプラノ) ジュリアン・レイノルズ(ピアノ) 曲目 静けさはほほえみ クローエに寄す ラウラに寄せる夕べの思い 私の心は喜びにおどる (ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト) 夜 万霊節 私の思いのすべて ツェツィーリエ セレナード あすの朝 マルヴェン 献呈 (リヒャルト・シュトラウス) ---休憩--- パリへの旅 ホテル 愛の小道 (フランシス・プーランク) 『アルゼンチンの花々』より コルタデラ、プルメリト(ススキ) 白いクラベル・デル・アイレ(ハナアナナス) 紫のビナグリージョ なんて可愛いマドレセルバ(スイカズラ) アルハバ、チルコの花(フクシア) (カルロス・グアスタビーノ) 歌曲『リスペット』より 片すみに現れた君を見たとき 貴方を捨てるなんて、あり得ない (エルマンノ・ヴォルフ=フェッラーリ) 太陽と愛 死とは? (ジャコモ・プッチーニ) ---アンコール--- バラと柳 (カルロス・グアスタビーノ) 歌劇『ヴァネッサ』より 冬はもうすぐそこまでやって来ているに違いありません (サミュエル・バーバー) 歌劇『ジャンニ・スキッキ』より 私のいとしいお父さん (ジャコモ・プッチーニ) *** 2階、舞台のほぼ背面より観賞。 初めてのソプラノ・リサイタルは、数曲演奏しては袖にはけるという、 ちょっと忙しない構成だった。こういうものなのだろうか。 プログラム見たら全く知らない曲ばかり。 「あの曲はやらないのか〜」と少し残念に思っていた所、 最後の最後、アンコール3曲目にやってくれた。 しかも後ろの観客への配慮で数小節ずつ身を回しながら。 う〜、素晴らしい歌声! 映画『眺めのいい部屋』サントラに収録されているものより、 優しく静かな歌い方だった。 今回の来日ツアーは歌手生活最後のもの。 まるく柔らかいピアノの伴奏に乗る、優美な歌声。 機会を逃さずに済んで良かった。 PR ![]() テレビ見ながら、おせんべバリバリ言わせて 文句垂れてるレベルだもの。 柳沢厚労相の失言を巡る騒動に関する意見を読んだり聞いたり。 「少子化問題より温暖化現象」 個別に考えれば確かに規模が違うけども、無関係ではないと思う。 将来への不安が「どうせ死んじゃうんだし」で消費に向かうか、 「やる事いっぱいあるじゃん♪」で生産に向かうか。 ヒマな時に何やってるかで自分の質がわかるよね。 そういや鳥肌さんは「温暖化現象より地球仏壇化現象!」って 創価学会の危険性を叫んでた。 「人間を機械に例える場合は多々ある」 「今時の女性は料理もロクに出来ない。 そんな状況で結婚したいと思う男はいない」 (↑元の文章を引用出来ない為、要約) 馬車馬とか、歯車とかね、 こういう例えは主に男性間で使われていたものでしょう。 しかも自嘲的に。 料理出来る事が結婚の条件て、今や共働きが多数。 労働に加えて家事も子育てまでも、全部女にやらせる気? ってのは極端だけども、 まだこんな事言う男性が存在するんだなって。 言葉尻とらえてヤイヤイ言い過ぎてる感じは確かにする。 現在、与党と野党は主権を奪い合う対立構造になってるけど、 本来は議案を切磋琢磨する為じゃないの?みっともない。 私が腹を立てたのは >少子化問題を出産可能な女性にだけ負わせるような発言ばかりで、 >国民生活の多様化に全く付いて行けてない、 >どうしようもない頭の固さを感じる。 であって、 今更前時代男性の女性蔑視をどうこう言っているのではない。 なぜ彼(ら)は「今」を見ないのだろう? 高い所にいるんだから、見晴らしいいでしょうに。 『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中』で 「派遣社員から税金を徴収しない」とのマニフェスト。 反対派は「正社員になれるよう努力しろ」って、 「同じ仕事してるのに待遇が違う」って言ってんの 全然聞いてないね。 正社員として採用されなかったのは 当人の技能や気力が足らないせいと、 その人の個性や能力も知らずに自己責任で片付けるだなんて、 イジメで苦しんでる人達に向ける無理解と変わらない。 間に入ってる派遣会社にも責任の一端があると思うよ。 ![]() 某所で紹介されていた、 オーラの色がわかる『スピリチュアル診断』。 黒だった。早く云えばウツ。 今の状態が長期に渡って続いているなら病院へ行くようにとの事。 元々自己診断モノは怪しいと踏んでいる。 人からの批評とか自分の理想とか、 何らかの色眼鏡が働く気がする。 そもそも設問から誘導の先を読み取るような猜疑心の持ち主が 易々と心を読ませる訳が無い。 この施錠がウツに通じているなら、そういう事なんだろう。 母がまた宗教がらみの人間関係を作ってしまったようだ。 前は霊波の光。今度は創価学会。 勝手にそんな面白い事をされては困る。 鳥肌さんのネタに笑えなくなるじゃないか。 心の弱った人間に集まるのは揃いも揃って奪うだけの餓鬼。 「名前を書いただけだ」と、のん気に言う母には 「神様のつもりか。持ったフリすんな」の説教。 『オーラの泉』がどんどん薄気味悪くなって行ってるのは 江原さんの笑顔のせいだろうか。あの作り笑顔は何だ(*)。 それはまぁいいとして、 視聴率の高さなどからバッシングが始まっている様子。 番組の内容をどう受け止めるかは個人に委ねられる物。 本気で「眉唾だ」「詐欺だ」と声を荒げている人達などは 信念曲げられる恐れから抵抗しているように見える。 物事を見る角度や道具が違うのだから、 信じる・信じないの次元ではない。 霊視や占いなどに頼る人達は、 物事の成り行きに納得が行かなかったり、 これからの道筋を知りたくて仕方ないのだと思う。 安心させて欲しくてたまらないのだ。 これまた信じる・信じないの次元ではない。 だからスピリチュアル・‘カウンセラー’って肩書き。 *よく見知ったカリヤ崎さんがゲストだったからか、 昨日の放送では気にならなかった。 ゲストの緊張をほぐす為の笑顔なのかも。 ![]() 2007年2月10日(土)初台The DOORS 満員御礼状態のフロア。 そこに熱い日本茶を持って立つ。 あまりの混みように無理して飲んで舌やけど。 スクリーンには『せがれいじり』のデモが流れ、 ぼちぼち笑いを取っていた。 4-D mode1 メンバー:小西健司、横川理彦、成田忍 セットリスト: 0 Rekonnekted 1 Exproit 2 Welcome back 3 Isotope 4 Der Eisensand 5 Beat2 6 見えない都市(Le Citta Invisibili) 7 Moon Dance チケットには4-Dとあり、mode1でなくなったのかと思ったら メンバー同じだし、そうでもない感じ? 出囃子は恐らく小西さん作のジャーマンテクノ。カッコイイ♪ 以降もアップテンポの踊らせる曲が続く。 MCでは「いつも言うのを忘れる」アンケート提出要請を。 「では、最後の曲です。(客:えー!)悪いか。Moon Dance!」 小西さんが口開くと空気が和むね。 FLOPPY 相変わらず腰の低いMC。 「お手柔らかにお願いします。今日は前に虎、後ろに龍みたいな…。 前にクラフトワーク、後ろにDEVOで挟まれたクラウス・ノミみたいな」 これに笑えたのはFLOPPYファン以外だと思う(笑)。 オリジナル曲に「セーラー服と機関銃」と「パイク」のカバーを加え、 演奏。特に変わった印象はなし。 今回はサポートギターがどんな音出してるのか聴いてみた。 タルボから普通な音が出てると違和感を覚えるのは きっと平沢さんのせいだ(笑)。 ![]() 第一指(親指)よりも第二指が長い場合、 ラウンドトウの靴を選ぶといいらしいが、お好みはスクエアである。 そのせいで第二指の爪が潰れているのかといえば、そうではない。 きっかけは高校生の頃、往復数十キロを歩くイベントだった (すこぶる不評で、校長の変わった翌年から廃止)。 そこで、少し小さく感じていた靴を買い換えようと母に頼んだ所、 「私よりも足が大きいはずはない」と、拒まれてしまった。 今思い出しても凄いこの理屈には脱力するしか無く(笑)、 我慢した結果、爪は変形した。 見えない場所だし、まともな伸び方をしなくなっただけだから 大したダメージではない。ただ、足指に合った先の丸い靴は 可愛らしいデザインのものが多そうで悩む。 私は既に棺桶まで2/3の年齢である。 身に付ける物のレベルを上げる層に突入しているのである。 社会的地位においても、私に‘年相応’は難しいようだ。 先日「女性は産む機械」と発言して騒動になったというのに、 またも「子供2人以上が健全」とか言っちゃった柳沢厚労相。 社民党の福島さんが言うように、資質の問題だと思う。 自民党党員の擁護も、少子化問題を出産可能な女性にだけ 負わせるような発言ばかりで、国民生活の多様化に 全く付いて行けてない、どうしようもない頭の固さを感じる。 その考え方でどれだけの女性が傷付き、悩み、苦しんでいると思う? 同じ事を自分の嫁や娘に言って軽蔑されるといい。 そして自分の発言が役職に相応しいものだったか、判断するといい。 辞めずに責務を全うするのは深く反省した者にだけ許される事。 今後も誤解を招く発言を続けるようなら、潔く退職すべし。 それが‘健全な’未来への不安を消す一助となるはずだから。 ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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